著者・河上由加は福岡県の水巻町という遠賀川沿いの町にある「水巻クリニック」に勤める臨床工学技士です。
もともと海外に出てみたいという気持ちの強かった著者が、勤務するクリニックの院長、牟田俊幸先生にその気持ちを話したところからこの話は始まります。 院長の計らいで、ロンドン近郊のスティーヴニッジという町のリスター・ホスピタルに留学することになります。
さてどうなったかは、作者がコメントを寄せてくれているので省くとして、この本のユニークな点は牟田院長が長いプロローグとエピローグを受け持って水巻クリニックと河上をはじめとするクリニックに関わる人々を描いていることです。 そのため読み通すと水巻町で透析医療活動に奮闘する「水巻クリニック」の姿が、温かく浮かび上がってくるようです。
<作者コメント> 子供の頃からの夢がかなって、期待を胸に旅立って行ったイギリス。しかし・・・楽しい留学のはずが、憧れの国イギリスで待ち受けていたのは、「言葉の壁」と「ホームシック」だった!!!イギリス滞在中の楽しかったこと、つらかったこと、そしてリスター・ホスピタルで学んだ10ヶ月間、臨床工学技士の私が見て感じたイギリスの血液透析事情を書いたイギリス体験記です。(河上由加)
文芸社よりH15年2月に発売されています.お近くの書店でお求め下さい. |